【第1回】DXの本質は業務変革!?

こんにちは! DXメルマガ担当の谷橋 紗楽(たにはし さら)です。

話題になりすぎて、誰もが耳にしたことがあるDXというワード。
では、皆さまの組織ではDX化は進んでいるでしょうか?

経済産業省では「DX推進ガイドライン」でDXを以下のように定義しています。

企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること

https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/investment/dgc/dgc2.pdf


・・・ちょっと思考が停止してしまいました。
でも、結局ポイントは「データやデジタル技術を活用」し、色々なものを「変革して企業の競争に勝とう」ということです。

それなら、DXはデジタル化のことだね。と、捉えたくなりますがDX=デジタル化とはいきません

DXの達成には、3つの段階があります。
ちょっと古いですが分かりやすいカメラの例で説明します。

1.アナログ情報の「デジタル化」=デジタイゼーション
   フィルムカメラからデジタルカメラに一気にスイッチ。
2.プロセス全体がデジタル化する全域的な変化=デジタライゼーション
   現像して紙にする工程が消え、デジカメからPCにデータを保存。
   ディスプレイで写真を見たり、メールでデータを送受信するようになった。
3.結果として社会的な大きな変革を生み出す
   =デジタルトランスフォーメーション(DX)
  写真の投稿を中心としたSNS(Facebook、インスタグラム等)が登場。
  スマホが写真の中心機器となり、1枚の写真が世界中で共有できるように。

デジカメが世に出た時には、おそらく全く予想できなかったような大変革が起きたのです!

このように、デジタル化をきっかけとして大きな変革が起きることがDXの本質です。
ここまで大きな変革とはいかなくとも、変革というDXの本質についてはどんな規模の組織でも実現可能です。

「デジタル技術の活用で変革し競争に勝つ!」ために、役立つ情報を発信していきたいと思います。
ぜひご期待ください♪