【第23回】ついに今年!2025年の崖とは

配信日:2025年1月14日

遅ればせながら、あけましておめでとうございます!
本年も、DXメルマガと担当の谷橋 紗楽(たにはし さら)をよろしくお願いいたします。

前回配信でメルマガお題リクエストを募集したところ、いくつかご意見をいただきました。
皆さま、本当にありがとうございます!

\まだまだ募集中です/

今回はいただいたお悩みの中から、日本のDX課題である「2025年の崖」について
一緒に考えていきたいと思います。

▼今回は「ついに今年!2025年の崖」をお届け!

こんなお悩みをいただきました。

『2025年の崖』って言葉を昔聞いた気がするのですが、気づけばもう今年です。
DXを進めなきゃいけないって話だったと思うけど、うちの会社は何も進んでない気がしています…。
うちの会社は、大丈夫でしょうか?

2025年の崖とは?

「2025年の崖」は、実は6年以上前、2018年に経済産業省が発表したDXレポートで出た言葉です。 
(当時、谷橋はまだ学生でした…笑) 

このレポートでは、2025年以降も既存のシステムを使い続けると、
年間で最大12兆円もの経済損失が出る可能性がある(=崖)
と言われました。 
だから、DXを進めて、古いシステムから脱却しましょう!となったのです。 

ただし、2000年問題のように「2025年になったらシステムが急に止まる」ということではないので
ご安心ください。 
では、なぜ2025年か?というと、団塊の世代が75歳以上になることや、 
ドイツのSAP社のERPというシステムのサポートが切れる時期が重なったためです。 

うちの会社は大丈夫? 

ご相談内容に戻ります。 
「2025年の崖」は今すぐどうこうという話ではないですが、
6年以上も前から国が「DXしないとまずい!」と言っていた課題。 
もしこの期間、何もしてこなかったとなると…少し心配です。 

6年前から仕事を取り巻く環境が全く変わっていない方は、
もしかしたらラッキーかもしれないですが、この先もずっとそうとは限りませんよね。 

DXを進めて業務を大きく変えたり、生成AIのような新しい技術をどんどん活用したりする企業も
いっぱい出てきて、今、すごいスピードで世の中が変化しています。

また、業界問わずどこも人手不足ですよね。 
2025年には、65歳以上の人が日本の人口の30%にもなるとか…。 
これからますます、働く人が減っていくのは確実です。 

もし、5年後に社員が2割減ったら、今と同じ売上を8割の人員で達成できるでしょうか。 
単純計算で、効率を1.25倍にしないと無理ですよね。 
この効率化をDXで実現しないと、本当に厳しくなってくるんです。 

まだ手遅れじゃない! 

OECDのデータでは、日本の労働生産性はどんどん下がっていて、 
2018年21位→2023年29位と落ちているそう。 
これは国が警鐘を鳴らしても、何も変わらなかった企業が多いってことなのではと、
少し悲しくなってしまいます。 

でも、まだ間に合います! 
5年後、10年後のことを考えて、今すぐ動き出しましょう! 
「うちのDX化、もしかしてヤバいかも…」と思ったら、ぜひお気軽にご相談ください。 
当社が全力でご提案させていただきます!  

それでは皆さま、改めまして、本年もどうぞよろしくお願いいたします。